作編曲/Composing & Arrangement: ypselon
歌詞/Lyrics: 漆烏 歌曲/ソング/Song ©ypselon 2016. |
|
歌詞/Lyrics
|
讀音/読み方/Pronunciation |
潮があふれるように
透明な風がやってくる 雲の群とともに 西の空から 月夜 満ちた月よ するどい光はいつも 黄金の瞳へと そうして現れる月の輪が ぼやけた虹色を踊らせる 薄雲に映えた七つ光を 指先に絡めて 月の輪の猫と踊ろう 零時の丸い屋根の上 月暈の天井に下がる 天の川のシャンデリア かかとを落とさないで 静かに ただ静かに廻ろう 月の輪の猫と歌おう 光環のレールに沿って 虹色の楽譜を彩って 望遠鏡はささやく 黒猫は笑う 黄金の瞳はみつめる 音のない 月の輪の世界で |
しおがあふれるように
とうめいなかぜがやってくる くものむれとともに にしのそらから つきよ みちたつきよ するどいひかりはいつも おうごんのひとみへと そうしてあらわれるつきのわが ぼやけたにじいろをおどらせる うすぐもにはえたななつひかりを ゆびさきにからめて つきのわのねことおどろう れいじのまるいやねのうえ つきがさのてんじょうにさがる あまのがわのしゃんでりあ かかとをおとさないで しずかに ただしずかにまわろう つきのわのねことおどろう こうかんのれーるにそって にじいろのがくふをいろどって ぼうえんきょうはささやく くろねこはわらう おうごんのひとみはみつめる おとのない つきのわのせかいで |