作編曲/Composing & Arrangement: ypselon
歌詞/Lyrics: 織譜坂 歌曲/ソング/Song ©ypselon 2019. |
箏曲集 「擬古」
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歌詞/Lyrics
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讀音/読み方/Pronunciation
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静かな夜に 一人佇む
静かに流るる 数多の涙 時はきらめき 心揺らめく 過ぎ去りし日々の 思ひ出巡る 時雨降る 秋の夜長に いと美しき 十六夜の月 空を彩る 幾千の星 いつかは消えゆく夜(よ)の月明かり その月明かりに 照らされし君の 目に映るのは 数多の涙 (手事) 空に広がる 一筋の雲 遠く先の山の 面影探す 五月雨降る 夏の夕暮れ いと美しき 夜の月影 刹那に輝く星々の下 夢見し君は 何思ふ 辺りを照らす その灯火(ともしび)は 時の玉響 夢の如し |
しずかなよるに ひとりたたずむ
しずかにながるる あまたのなみだ ときわきらめき こころゆらめく すぎさりしひびの おもいでめぐる しぐれふる あきのよながに いとうつくしき いざよいのつき そらをいろどる いくせんのほし いつかわきえゆく よのつきあかり そのつきあかりに てらされしきみの めにうつるのわ あまたのなみだ そらにひろがる ひとすじのくも とおくさきのやまの おもかげさがす さみだれふる なつのゆうぐれ いとうつくしき よるのつきかげ せつなにかがやく ほしぼしのした ゆめみしきみわ なにおもう あたりをてらす そのともしびわ ときのたまゆら ゆめのごとし |